不動産を売却するとき、価格の目安を測る指標のひとつが「坪単価」です。実際の売却価格は立地や建物の状態に左右されるため坪単価単独では決まりませんが、基本知識として理解しておくことで売却価格の検討に役立ちます。
不動産の売却価格を考える際、多くの人が参考にする指標の1つが坪単価。坪単価を知ることで大まかな価格感をつかみやすくなり、売却の判断に役立つ場面もあります。特に大阪のように、地域によって価格差が大きい都市部では、坪単価を把握することが売却相場を検討するための入り口となるでしょう。
「坪」とは3.3平方メートル(畳でおよそ2畳分の広さ)を指し、「土地や建物の価格 ÷ 延床面積(坪数)」という計算式で求められます。
たとえば土地価格が3,000万円で延床面積が30坪なら、坪単価は100万円。不動産の価値をシンプルな数値に直せば、自分が所有する物件と異なる物件を比較しやすくなるため、売却価格の検討に役立ちます。
ただし、坪単価の数字だけで物件の価値を決めることはできません。なぜなら、立地条件や建物の築年数、管理状態によって、実際の売却価格は大きく異なるからです。
たとえば同じ100万円の坪単価でも、駅近の築浅マンションと郊外の築古物件では購入希望者の数や層も異なるため、成約価格に差が出ることもあります。
坪単価はあくまで目安であり、現実の取引では個別事情が大きく作用する点も押さえておきましょう。
坪単価のイメージを持った後は、実際の調べ方を理解しておきましょう。以下、信頼性のある4つの調べ方をご紹介します。
代表的なデータベースの1つが、国土交通省や都道府県が公表する「公示地価」と「基準地価」。公示地価とは、毎年1月1日時点の価格を国が調査した数値で、基準地価は毎年7月1日時点で都道府県が調査した数値です。
いずれも公的機関が発表するため信頼性が高く、地域ごとの基準を知るうえ大変有益。まずは両データベースを参考に、自分の物件エリアの坪単価を算出してみましょう。
参考URL:地価公示│国土交通省
路線価は、相続税や贈与税の算定に使われる不動産価格のこと。土地が接する道路ごとに設定されています。
地図上で不動産価格を確認できるため、エリア内でも通りによって価格が異なることがわかります。例えば同じ住宅街でも、幹線道路沿いと生活道路沿いでは評価額が違うことが見てとれるでしょう。
土地ごとの細かい条件が価格に反映されているため、相場を知るうえでの有効な指標となります。
参考URL:財産評価基準書|国税庁
より現実に近い価格を知りたいなら、不動産取引価格情報の利用がおすすめです。
不動産取引価格情報とは、過去に実際に取引された物件の所在地や面積、価格を公表したデータベースのこと。たとえば、同じエリアで近い築年数のマンションの売却価格を見れば、自分の物件の売却可能価格もイメージしやすくなります。過去データの時系列的な変化を確認すれば、周辺エリアの不動産市場動向をつかむこともできます。
参考URL:不動産情報ライブラリ│国土交通省
自治体が算定する固定資産税評価額も、ぜひ確認しておきたい情報の1つです。
固定資産税評価額とは、文字通り固定資産税の課税根拠となる価格のこと。市場価格とは必ずしも一致しませんが、土地や建物の基礎的な価値を把握する際には有効な情報源の1つになります。役所の資産税課などで早めに確認し、以後の売却準備に役立てましょう。
坪単価は、不動産の価格感をつかむために大変便利な指標です。ただし単純に坪単価だけではなく、立地条件や建物の状態などの各種要素が価格へ影響を与えることも理解しておかなければなりません。公示地価や路線価、取引価格情報などの公的データを併用し、不動産会社とともに売却の方向性を検討していきましょう。
特に大阪のようにエリア差が大きい地域では、複数のデータを照らし合わせて相場観を持つことが大変重要です。
坪単価は不動産の価格感を把握するうえで便利な指標ですが、それだけで売却価格を決めることはできません。実際の価格は、立地条件や周辺環境、築年数、建物の管理状態など、個別の事情に大きく左右されるからです。
たとえば、同じ坪単価であっても、駅に近い築浅物件と郊外の築古物件では、購入希望者の数や売れやすさに大きな差が出ることが一般的。坪単価はあくまで参考の数値にとどめ、最終的な売却価格は不動産会社の査定を通じて確認することが重要です。
土地の形や道路との接し方は、坪単価に直接影響する大きな要素。たとえば、正方形や長方形に近い「整形地」は使いやすく建物の配置も自由度が高いため、評価は上がりやすい傾向にあります。一方で、三角形や細長い形をした「不整形地」は利用に制約が多いため、評価額が下がるケースは少なくありません。
また、「道路に接する間口が狭い」「接道義務を満たしていない」などの条件があるる場合、建築や利用に制限がかかり、需要が下がって坪単価も低く評価される可能性があります。
不動産の価値は、用途地域や容積率などの法的制限によっても大きく変わります。用途地域とは、住宅地・商業地・工業地など、土地の用途が定められた地域のこと。用途地域の分類に応じ、あらかじめ建築できる建物の種類や規模が決められています。
たとえば容積率が高い土地は延床面積を広く取ることができ、マンションやビルの建設が可能となるため、収益性が高く評価されて坪単価も上がりやすくなります。一方、容積率が低い地域では建築可能な規模が限られ、同じ立地条件でも坪単価が低めに算定されることもあります。
公的に公開されている不動産価格情報は、あくまで1つの基準値にすぎません。実際の売却価格は市場の需要や購入希望者の状況によって大きく変わるため、それら不動産価格情報に基づいて算出した坪単価のみをもって、売却価格を判断しないようにしましょう。
不動産売却を検討する際には、それを専門とする不動産会社への相談が不可欠。不動産会社では周辺の取引事例や現在の需要、物件ごとの強みなどを反映した現実的な査定を行っています。少しでもリアルな売却価格を知りたい方は、ぜひ信頼できる不動産会社に査定を依頼してみましょう。
以下のページでは、大阪で不動産売却のサポートをおkなっているおすすめの業者をご紹介しています。会社選びの参考になれば幸いです。
| 種類 | 買取 | |
|---|---|---|
| 会社名 | クリエイト大阪 引用元:株式会社クリエイト大阪(http://www.c-osaka.co.jp/)
|
マイダス 引用元:株式会社マイダス(https://www.midas-corp.co.jp/) |
| 売却完了までの日数 | 最短即日 | 最短3日 |
| 休業日 | 年中無休 | 火・水 |
| その他の特徴 | 不用品処分を無料対応 | LINE査定可 |
・買取2選の選定基準:Googleにて「不動産売却 大阪」と検索し10P内に表示された43社が調査対象。公式HP内に「大阪府全域の物件対応」、「当日査定が可能」の旨が記載されている企業の中から(一部)現金化までの日数が短い2社を選定。
| 種類 | 仲介 | |
|---|---|---|
| 会社名 | 三井のリハウス![]() 引用元:三井のリハウス(https://www.rehouse.co.jp/) |
東急リバブル![]() 引用元:東急リバブル(https://www.livable.co.jp/corp/) |
| 売却完了までの日数 | 3か月以内 | 記載なし |
| 売却実績 | 100万件以上※累計 | 記載なし |
| その他の特徴 | 引っ越し業者紹介 | 売却保証、建物保証など |
・仲介2選の選定基準:公益社団法人不動産流通推進センターが毎年発表している不動産売買の仲介ランキングの中から大阪に支店がある上位2社を選定。2022年の実績(2023年4月発表)を参照。参照元:公益財団法人不動産流通推進センター(https://www.retpc.jp/wp-content/uploads/toukei/202303/202303_3ryutsu.pdf)